いつも皆様には大変お世話になりまして、本当にありがとうございます。
心より感謝申し上げます。
そして、このありがとう通信も毎月お読みくださり本当に嬉しく感謝いたしております。
さて、今月号では、先月号の続きで「言葉の現象化」について書かせて頂きます。
「嬉しい」「楽しい」「幸せ」そして「ありがとう」という言葉を
何千回、何万回と宇宙に向かって言ったとすると、その言葉を同じ数だけ言いたくなるように
宇宙の現象がセットされます。
そして、「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「ありがとう」と言いたくなるような現象が起きてきますが
それがどんな事であるのかは誰にもわかりません。
だから、楽しく面白いのです。そして、ワクワクします。
このワクワク感というのは楽しいですよね。
ここで一つ、例を書かせて頂きます。
あるお花屋さんをやっている人がいまして、ある人にこんな質問をしました。
「10年前に店を出しました。小さくてもいい、10軒の支店を持ちたいと願ってやってきたのですが
1軒も増えていません。どうしたらお店が増えるのでしょうか。」
ある人がそのお花屋さんにこう質問しました。
「お客さんが良く来てくださるのですね。」
「もちろんそうです。皆さん良く来てくださいます」「お店はかろうじて成り立っています」
「そうですか。では、そのお客様に感謝したことがありますか」
そのお花屋さんは「えっ」と言ったきり次の言葉が発せられませんでした。
「もっと売上げを上げたい。店を増やしたい」→その事ばかりを念じて今の状態に満足するとか
感謝をした事がなかったそうなのです。
この物が売れなくなっている時代、不況の時代にまず削れるのは、お花などの費用などではないかと思います。
そういう時に花屋を開いて、10年間ずっと存続しているというのはすごい事です。
その意味で言うと、それだけでもすごく恵まれています。
その“ありがたさ”もわからずに「もっと売上げを増やしてください。もっと繁盛させてください」と
願うこと自体が、「もっともっと、まだまだと不平不満を言っていることになります。
そうしたお願いは「今の状態では気に入らない。このままでは不満なのだ」と言ってることになるみたいです。
私(社長)も日々の生活の中で、良い意味での現象化になるように気を付けているつもりでも
振り返ってみると、何かしら今以上に望んでしまって今の事に感謝が足らない自分に気付かされます。
これからの毎日の中で『感謝すること』をもっと増やして、天国言葉をたくさん言える毎日にしていきたいと思っています。
ここで一つ、神社仏閣に対して「祈る」とか「願う」という言葉の意味を調べてみました。
「祈る」の「い」は、神聖、斎(いつき)物忌みの意味で、
「のる」は、「宣る(神意を表す)」が言葉の語源です。
何かとても難しいですが、つまり「神の名を口にすること」これが「祈る」という言葉の本来の意味で
元々は「神に祈る」ではなくて「神を祈る」でした。
ですから、神様に「願いをぶつける」「要求する」という意味は「祈る」にはありません。
また、「願う」の言葉の語源は「労う(ねぎらう)」です。
「ねぎらう」とは「いろいろやってくださってありがとう」という「感謝」の意味を込めた言葉です。
私は日々の仕事の中で努力+(プラス)感謝を今以上に増やしていきたいと思っています。
来月号では、そこの所を書かせて頂きたいと思います。