いつも皆様には大変お世話になりまして、本当にありがとうございます。
そして、このありがとう通信も毎月お読みくださり、心から感謝申し上げます。
これからも楽しく書かせていただきますので、どうかよろしくお願いします。
さて、今月号では『人間関係』について書かせていただきます。
先月号で自分自身の事で、私(社長)としての仕事の重要な所の一部として
お客様に喜んで頂けるには、スタッフ一同共に素敵な人間関係でいる事がとても大事だと考えます。
そこで、自分なりに勉強し、今実践している事、そして実践していきたい事を書かせていただきます。
人間関係って、いくら気の合う人同士でもお互い深く関わり合っていると、すれ違う所が出てきます。
ましてや気の合わない人と関わろうとすると、お互いの歯車がなかなか噛み合わない。
だから、人間関係にはお互いの歯車をスムーズにする為の円滑湯みたいなものが必要になってきます。
人間関係で言うと、このエンジンオイルの様な円滑湯の役割を果たしてくれるのは「言葉」なんです。
「ありがとう」とか「感謝してます」といった良い言葉を使っていると、
お互いにすれ合う所が減り、お互いの関係がスムーズになります。
逆に悪口だとか「バカヤロー」だとか、悪い言葉を使うと言葉の中に〝砂利″のようなものが混ざるそうです。
エンジンオイルの中に砂利のようなものが入っていたりするとピストンなんかを傷めて、直らなくなってしまいます。
だから、人間関係が上手くいく人と上手くいかない人とは、言葉の中にオイルの様なお互いを円滑にするようなものを
持っているか、人を傷つけてしまう砂利の様なものを持っているかで決まると思っています。
「ありがとう」も「ばかやろう」も同じ五文字です。
私はどうせ使うなら相手を明るくし、自分も明るくなるような円滑油になる言葉を使っていきたいと強く思っています。
あと、言葉というのは本当に不思議です。
日本では、古くから〝言霊″といわれ、言葉にも魂が宿ると言われてきました。
また、言葉は〝波動″なんだとも言われています。
「言葉の事を〝言霊″とか〝波動″というと難しい話になっちゃいますけど、
大事なことは、〝共鳴する″ということらしいのです。
例えば、誰かが相手に対して怒って「バカヤロー」と言ったとします。
そうすると、相手も「ムカッ」っとします。
逆に相手がしてくれた事が嬉しくて「ありがとう」とか「感謝してます」って言うと、相手も嬉しくなります。
これは、言葉を通じて自分の気持ちと相手の気持ちが共鳴したことになります。
言葉や態度は相手に共鳴し、それが〝こだま″のように自分に返ってきます。
「相手がこう言った」とか「あの人の態度が悪い」とか言う前に、
自分自身の言葉や態度がどうだったのかを見直すことも必要になるかもしれません。
私もたまに経験がありますが、
何か楽しい事をしていたり、楽しみな行事があった時にとても不愛想な店主がいたりします。
女性の方にはあまりいらっしゃいませんが、男性の方に多いように感じます。
そんな時、同じようにふてくされて怒ってしまうと楽しい時間も楽しくなくなりますので、
無理やりにでも不愛想な店主に、笑顔で「ありがとう」「おいしいですね」・・・。
なんて声を掛けたりすると、相手も笑顔になってその場が楽しくなったりします。
私はどうせなら楽しい時間を過ごしたいので、これからも楽しい共鳴が出来るようにしていきたいと思っています。