いつもお世話になりありがとうございます。
皆様には毎月“ありがとう通信”をお読み下さり感謝しております。
よくお客様から毎月楽しみに読んでいるよって嬉しい言葉をかけて下さる事があります。
そのお陰様で元気で日々頑張る事ができます。ありがとうございます。
さて、今月号は先月号の続きみたいになってしまいますが、『自分の人生をより良いものにしていく』と題して考えたいと思います。
どうしたらこれからの人生を今まで以上にしていく事ができるのか!?
それは、自分自身の“器”を今までよりもっと大きくする事が必要になってきます。
そこで、勉強させてもらった事をご紹介させて頂きます。
器量について、こんな言葉があります。
「自分の花をしっかり咲かせることも大事だけど、それができたら今度は相手の花を咲かせるお手伝いをする。そうやっていろんなところに花を咲かせるの。自分ばっかり咲いてちゃだめなんだよ。自分もしっかり咲いて、さらにまわりにも花を持たせる。それが器量だと思う」
私は、この言葉を日々の生活に取り入れていきたいと思っています。まずは、人をゆるせるのも器量の中の大事な所だと思います。
その昔、豊臣秀吉という、とても器量の大きい人がいました。その大きさの一部を紹介させて頂きます。
豊臣秀吉の飼っていた鶴が逃げ出すという事件がありました。その時鶴の世話をしていた人は、打ち首か切腹を言い渡されることを覚悟していました。そこへ秀吉が来て「その鶴は外国まで飛んで逃げたのか?」と聞きます。それに対してその世話をしていた人は「飼っていた鶴だから外国までは飛んで行けないと思います。」それを聞いた秀吉は「日本にいるならウチにいるのと同じだ」と言ったのです。それで世話をしていた人が何か罰を受ける事はありませんでした。
日本全土を自分の庭のように考えている秀吉の器量も大きいのですが、この時、秀吉は何よりもその世話をしている人のことを許したかったのです。秀吉にも秀吉の立場があります。
上に立つ者として、下の者が失態をしたときは罰を与えないと統制がとれません。また世話をしていた人にも立場がありますし、責任もあります。飼っていた鶴を逃がしてもいいということではないのです。そこをどうすれば自分の立場も守れて、相手のこともゆるしてやることができるかと考えるのが秀吉の将たる器の大きさではないでしょうか。
私は考えます。人はゆるせないことが多いよりも、ゆるせることが多いほうが幸せだと思います。人をゆるせるのも器量です。そして、ゆるせることの多いほうが、人は幸せになれるのだと思うのです。私は社長業の仕事をしています。仕事の上でも器量の大きい社長になりたいと思っています。今月号はこれで終わりにさせて頂きます。
来月号では、器を大きくするには、どうしたら良いかを勉強させてもらったので、またご紹介させて頂きます。
私は、この“ありがとう通信”を書かせて頂きながら、自分をみがいて、頑張っていきます。どうか、これからもよろしくお願いします。
P.S
身体もだるい時期ではありますが、皆様には、お身体を大事にお過ごし下さいませ。
代表取締役社長 堀 統行