私たち、「ホリモク」の考える、家造りの最重要ポイントは3つあります。
「地盤」、「基礎」、「構造」以上の3つが最も大事と考えます。なぜならば、建ててしまった後では簡単には直せないからです。そして、それらが弱くては大事な家族が安心して暮らす事ができません。
地盤について
立地条件だけではなく、地盤の強度も家を建てる上で重要な要素です。
お客様が大切な家を建てられる現場には、第三者機関による綿密な地盤調査を行い、調査に基づき適切な地盤強化工事を行います。
第三者機関の調査を通過することにより、20年間の地盤保証が付き、ご安心して頂けます。
(調査ポイントは5ヶ所とし、それぞれの判定に基づき強化工事の種類を判断し、実施します。)
基礎について
基礎の構造設計において法規上、木造2階建てに関して構造計算はしなくてよいとされています。その為、業者によってまちまちになってしまいます。
そこで、当社の場合均一化を図る為、一棟一棟構造計算を行い、第三者機関の検査員をうならせる様な基礎としています。
また、鉄筋量が多い為、バランスを考え、コンクリートの量も多くなります。
基礎はいろいろな所にこだわりを持つ事が必要となります。そうする事によって、とても丈夫な基礎になるのです。
構造について
木造軸組在来工法
当社では、日本の気候風土に合った木造軸組在来工法としております。地震にも強く耐え、高温多湿の気候にも適しています。何より、木は呼吸しており、その為、木の良い香りに包まれます。もう一つ、将来リフォームがしやすい面も良い特徴の一つです。
健康にも良い、木造住宅
木造住宅は五感に働きかけ、住まう人の健康に良い影響を与えます。
木造住宅に入った時のいい香り。木の香りは人をリラックスさせ、ストレスや血圧を減らすとの報告があります。この匂いは木材に含まれる精油成分です。精油成分は良い香りというだけではなく、害虫を寄せ付けないなどの効果もあります。
また、木造の学校や老人ホームでは風邪をひく人が少なくなったという報告も聞かれています。
アレルギーの原因となるダニも、木材の揮発成分や、調湿機能、フローリングの掃除のしやすさにより減少したとの結果も報告されています。
構造材は太く、ムク材を使用
木は伐られた後も強くなります。
土台、柱は国産材で芯持ち材の桧を使っています。ムクの桧は、年々その強さを増していく事も有名です。建てた後も強くなっていく!!そういった家はとても良いと思います。桧は曲げに対する粘りがあるので斜めにかかる力にも強く、地震などのあらゆる方向からの力に対して有効に働く事から、柱に使う事が最適と考えます。又、桧はシロアリを寄せ付けにくい素材であり、耐久性があり、腐れにくいという特徴を備えています。同じ桧でも赤みの多い桧はより一層効果的になります。当社ではそれを土台に使っています。
太い骨格も大事・使用する樹種も適材適所が大事
当社では、家の骨格の部所、部所に合った材料を選ぶ事が大事と考えます。横架材は米松を使っています。一言で米松といっても、年輪の粗さもまちまちです。米松の中でも、構造材に最も適している種類のものを使う事が大事と考えています。当然、乾燥材(KD)を使う事はいうまでもありません。
又、米松は国産材と違って、横架材に使用する場合はメリットがあります。それは、長いもの(長尺)がとれるという事です。材が短いとジョイントが多くなり、そこの所を計算しないと構造全体を弱くしてしまう可能性があります。
こだわりの木材(無垢の柱や構造材)を使用
桧の無垢柱には、背割り加工がしてあります。強度を落とすことなく変な割れがこないような加工をしています。これは古来からの技法によるものです。
あまり、長い時間高温乾燥をかける技法ではなく、桧の無垢柱の耐久性に関わる成分を残すという古来よりの技法を使用しています。
無垢と乾燥にこだわったドライ・ビーム
ー本物の家造りのためにー
家造りの第一歩は、まず家の骨組み(構造材)にこだわることから始めたい。
ドライ・ビームは厳選された丸太から良質な素材を取り出し、じっくり丁寧に乾燥させた住宅用造材です。
無垢へのこだわり
- 有害物質をまったく含んでいないこと
- 温もりがあること
- 調湿作用に優れていること
- 本物の素材感が楽しめること
- 豊かな質感で手ざわりがよいこと
- 時とともに心地よく古びていくこと
- 解体時にも環境に優しいこと
ドライ・ビームの品質特長
- 接着剤を使わない
- 含水率20%以下
- 腐朽菌が発生しにくい
- 収縮・たわみが小さい
- 優れた寸法精度
- 軽い(未乾燥材の約70%)
- 横架材に適した素材(米松)
高気密・高断熱
一年を通して省エネルギーで快適な室内温度を保てます。
隙間のない構造で家の中を密閉するため、夏も冬も冷暖房が効きやすく、快適なお家になります。現場によっての施工性にばらつきがなく、呼吸する断熱材を現場発泡にて隙間なく施工していきます。気密を高めるため省エネになります。換気も熱交換型換気システムにより、24時間換気とします。室内の空気を2時間に1回、新鮮な空気を淀みなく入れ替えます。
弊社では、資格者による機密測定を行い、高気密・高断熱の認定書をお渡しします。
太陽光発電
太陽光とは太陽の光をパネルで吸収して家庭の電力を補い、電力会社から電気を買う事を抑えて、余った電気は電力会社へ売るという仕組み。国からの補助金が出る場合があります。
制振装置/MERシステム
震度7の熊本地震から建物を守ったMERシステムは自動車のサスペンション技術を応用して地震からの揺れを軽減する装置です。
地震、交通振動、強風などによる建物への振動エネルギーに一早く反応し、衝撃を吸収することができます。建物の揺れを抑え、損傷を最小限に抑えます。
地震発生時から瞬時にエネルギーを吸収し小さい揺れから激しい揺れまでどんな揺れにも対応し躯体を痛めることなく建物を守ります。
一般の耐震工法の住宅にMERを取り付けることで地震の初期の揺れから、繰り返し何度も起こる余震まで建物に伝わる地震エネルギーを最大約48%吸収することが可能です。建物の負担を大きく軽減し建物と人の安全を守ります。
地震はいつどこで起きるか分からないので、MERシステムのような、あらゆる揺れに対応できるような制振装置が必要不可欠です。
制振とは「建物の傾きを抑えることが目的ではなく、地震等による衝撃を和らげることが目的です」
これからの住まいは「命を守るための耐震+家を守るための制振」で家族の安全と安心を守ります
1.地震発生時に直ちに振動エネルギーを吸収
2.短周期から長周期まであらゆる揺れに対応
3.業界初ベアリングユニットを搭載
4.ビス止めのため施工のバラツキ防止
5.あらゆる木造工法に対応
6.限界耐力計算による効果的な配置計画
7.全てが日本製 安心と信頼の品質