ポジティブ・インパクト・ファイナンス締結について

岐阜信用金庫と「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」を締結しました

堀伊木材株式会社は、持続可能な社会への貢献を共に実現するため、岐阜信用金庫と「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」の契約を締結いたしましたのでお知らせします。

ポジティブ・インパクト・ファイナンスとは?

企業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクト(ポジティブな影響とネガティブな影響)を包括的に分析・評価し、ポジティブな影響を与える活動の継続的な支援を目的とした融資のことです。企業の活動、製品、サービスによるSDGs達成への貢献度合いを評価指標として活用し、開示情報に基づき、融資期間に定期的モニタリングが行われます。

堀伊木材では「建設業界における SDGs のご提案」として、同社事業展開における SDGs 達成に向けた取り組み事項を掲げ、持続可能な社会の実現に寄与する事業活動を展開しています。

KPIの設定

特定したインパクトの発現状況を今後も継続的に測定可能なものとするため、先に特定したインパクトに対し、インパクトの種類、インパクトカテゴリ、関連するSDGs、内容・対応方針および目標とKPIを整理、設定する。

新築案件におけるホリモク流ゼロエネルギーハウス建築の推進

項目 内容
インパクトの種類 社会的側面、環境的側面においてポジティブインパクトを拡大
環境的側面においてネガティブインパクトを緩和
インパクトカテゴリ 「住居」「健康・衛生」「エネルギー」「気候」
関連するSDGs
内容・対応方針
  • 顧客1世帯1世帯のニーズにあわせた提案力の強化の継続。
  • モデルハウスを活用した「ホリモク流ゼロエネルギーハウス」の魅力、機能性の可視化の推進。
  • 既存顧客との継続的なコミュニケーション強化を通じた口コミ、紹介案件の獲得。
  • 上記を通じて、年間新築案件数を確保しながら、新築案件における「ホリモク流ゼロエネルギーハウス」の割合を引き上げていく。
目標とKPI 2030年7月期において、年間新築案件における「ホリモク流ゼロエネルギーハウス」の割合を年間15棟(全体の約80%)へ引き上げる。

リフォーム・リノベーション案件への更なる対応力強化

項目 内容
インパクトの種類 社会的側面においてポジティブインパクトを拡大
環境的側面においてネガティブインパクトを緩和
インパクトカテゴリ 「住居」「健康・衛生」「資源効率・安全性」「廃棄物」
関連するSDGs
内容・対応方針
  • 既存顧客リストをもととした住宅に関する相談事項に限らないコミュニケーションを通じた営業活動の実施。
  • リフォーム案件獲得に向けたチラシやイベント活動等の広報活動の継続的な改善の実施。
  • 上記取り組みを通じて、住宅機能向上に資する中~大型リノベーション案件の受注件数増加を目指していく。
目標とKPI 2030年7月期において、リフォーム・リノベーション事業売上高を2022年7月期規模の1億円から3億円規模へ成長させる。

ホリモク村の継続開催をはじめとした地域コミュニティの活性化

項目 内容
インパクトの種類 経済的側面においてポジティブインパクトを拡大
インパクトカテゴリ 「包括的で健全な経済」
関連するSDGs
内容・対応方針
  • 1年に2度のホリモク村の継続開催、開催内容の継続的な見直し、改善。
  • 上記を通じて地域内の同社のファンづくりを推進する。
目標とKPI 2030年7月期において、同社提供イベント「ホリモク村」における地域内交流人口年間1,200名規模を継続達成する。

地域雇用の維持・創出に向けた従業員スキルアップ

項目 内容
インパクトの種類 社会的側面においてポジティブインパクトを拡大
インパクトカテゴリ 「雇用」
関連するSDGs
内容・対応方針
  • 従業員の更なる複数業務への横断的対応スキル向上に向けた業務内外でのスキルアップ支援の実施。
  • 従業員育成における体系化、標準化の推進。
  • 上記を通じて、既存従業員の対応力強化を実現するとともに、将来の人員増強局面での人材確保、育成、定着につなげていく。
目標とKPI 2030年7月期において、雇用者数を 2022年7月期より7名増加させる。