ホリモクスタッフの話

後藤公伊知のエピソード

いつもお世話になり、ありがとうございます。後藤です。

 

“あけましておめでとうございます”と挨拶を交わしていたのが

昨日のようですがもう2月なんですね。本当に時間がたつのが早いです。

 

新しい年を迎えてますが、私は昨年のお話をさせていただきます。

実は昨年の11月で私たち夫婦は銀婚式を迎えました。

こんな私に妻もよく一緒に居てくれたと感謝しかありません。

そこで日帰りでしたが下呂温泉に行ってきました。列車にてのんびりと

中心街ではなく山の方で、ものすごく静かなところ、

部屋も1700まで借りることが出来ましたし、お風呂はもちろん何度でもOK!!

さすがに食事だけはレストランみたいなところでしたが、

久しぶりの夫婦水入らずってやつでした。

いつも気持ちでは「ありがとう」と思っているのですが・・・

なかなか口には出せず、この機会にと自分なりの感謝をこめて

サプライズ的なことをしようかなって

前日に宿へ花をお願いしまして(もちろん妻には内緒で)

 

到着が1130ぐらいでしたので昼食時に渡すことができるようにお願いして、

当日宿に着いたときフロントで名前を伝えたら支配人らしき人が、

食事の時間やメニュー等の説明をしてくれたのですが、

そこには花の領収書が見えてまして

(まずいよ!今払ったらサプライズでなくなってしまう)

と思った瞬間、支配人さん気を利かせてくれてそっとメニューの下に

隠してくれまして(ナイス)心で叫びました。

さすがに妻にも気づかれることなく昼食へ。

食べながら「ちょっと待って」とお花を受け取り

「いつもありがとう」「おめでとう」と一言伝えて渡しました。

彼女も驚いた様子で「ありがとう」と言って涙を見せてくれました。

それを見た瞬間に自分もウルウルして人目もはばからず

二人で涙流しての昼食でした。

 

お風呂は下呂独特の温泉ですので、温まりましたし、気持ちよかったです。

帰りは支配人自ら駅まで送っていただけるという事でしたので時間になって

フロントへ。なぜかお客さんが玄関に何やら観察?しているようで

そしたら支配人「今狐に餌を与えていますのでもうしばらく待ってください」

って「え?狐?野生の?」「もちろんです」って。

なんでも親狐が車にはねられて亡くなったそうで迷い込んでここに来たとか、でも毎日ではないみたいです。人馴れ?みんなでがやがやしていても

動じず黙々と食べておなか一杯になったら山の中へ帰っていきました。

野生の狐かわいかったです。

 

支配人の車にて帰り道、山道ですれ違う車もほとんどなく寂しいところだな

と考えながらよく見ると車がセンターラインを跨いで走っていまして

(いくらすれ違いの車が少ないとはいえ横着だな)なんて思っていたら

「なぜセンターライン跨いで走るかわかりますか?」

「自分も思ってました、何でですか?」

「野生の動物が飛び出してきてもいいようにです」なるほど!

避けられないそうです。

しかもぶつかった場合よほど小さな動物であれば別なんだそうで

まず車がダメになりわが身も危険という事でした。

夜は特にライトに向かってくるみたいですので。

単純に日帰り温泉旅でしたが、いい思い出になりました。

妻も喜んでくれましたし。

でもそのあと何度か喧嘩しておりますが・・・

子供も社会人となり親もおかげさまで健康でいてくれています。。

家族がみんな健康で過ごせている我が家は今とっても幸せです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

これからも皆様に元気や、楽しさをお伝えする事が出来る様に、

頑張って行きたいと思っておりますので、今後も宜しくお願いします。