いつも皆様には大変お世話になりまして、本当に感謝申し上げます。
そして、このありがとう通信も毎月お読みくださりありがとうございます。
まず今月号で書かせて頂こうと思っている「親との関係を重視する理由とは?」の前に
私の考える親子について書かせていただきたいと思います。
私は今年で58歳になります。お陰様で元気に会社を経営させてもらっています。
2つの会社の社長になって、21年になります。お客様、社員、関係スタッフのお陰だと心から感謝しております。
又、私はお陰様で30年近く熱を出して寝込んだ記憶がございません。
そんな丈夫な体に産んでくれた親に感謝です。
正直私が学生の頃、いけなかった部分も多かったので母親から毎日くらい叱られた記憶が今でも忘れられません。
そして、心配性だった母は何かにつけて私の事を心配してくれましたが、
その当時は叱られるのも心配されすぎるのもイヤな自分がいました。
そして、そのイヤな思いは、自分の子どもができたら子供の事をできるだけ信じて育てていこうと思う基になりました。
今でこそ親に対して思うことは嫌な思い出よりも感謝のウエイトの方が大きいという事です。
母は私を出産するのに本当に大変だったと聞きます。
父は商売が大変だった時も、家族のために頑張ってくれた事も思い返すと色々な感謝な出来事がよみがえります。
ありがとうございます。
さて、今月号では「親との関係を重視する理由とは?」について勉強させていただきます。
「鏡の法則」からみて、親との関係を重視しているのですが、それには理由があります。
私たちは、親との関係を他の人間関係にも投影する傾向があります。
特に子供時代に親とどういう関係だったかという事が、他の様々な人間関係の原型になっていることが多いのです。
ですから親との関係を見直し、できていない感情を完了させるとこは、
現在の人間関係の改善に大きく役立つことが多いそうです。
もう一つ、深層心理の視点からも親との関係を重視する理由があります。
「親をゆるせない」というケースについて考えてみると、どんな親であったにせよ、
少なくとも私たちが生きていられうのは親のお陰です。
親は私たちの人生の根っこなのです。その親を「ゆるせない」と否定するということは、
自分の人生のルーツを否定しているわけですから
深層心理的には、自分自身を否定していることになります。
その自己否定が自己嫌悪の感情や、非建設的な行動パターンを創り出していることがあるのです。
実際心の中で親と和解した事で人生を肯定的に生きることが出来るようになったケースも多くあると思います。
では、親との関係をクリアにしないと前に進まないかというと、そうではありません。
逆のパターンで、まず自分自身を受け入れる事が出来るようになり、自分の人生をありがたいと思えたり
自分の事を褒めてあげるようになった後で結果的に「親のお陰でこの人生がある」と
親に感謝できるようになった例もあります。
親との関係から入ってもいいし、自分との関係から入ってもいいし、どちらもOKという事ですね。
来月号では「親子の関係の中でどうしても親の事がゆるせない人がいた時、
それでもゆるさねばならないのか」を考えてみます。
ps.毎日がとても暑く大変ではありますが、皆様におかれましては熱中症などに気を付けて
お身体を大事にお過ごしくださいませ。