いつも皆様には大変お世話になりまして本当にありがとうございます。
そして、このありがとう通信も毎月お読みくださり感謝いたしております。
社長の話もかれこれ約17年間毎月書かせて頂いておりますが、この社長の話を書くことにより
自分自身を振り返りながら勉強させてもらっています。
さて、今月号では先月号に続き「運命好転」について書かせていただきます。
それは「誠実」についてです。
私(社長)が、色々な場面でどちらかに方向性を決めたり、
物事の良し悪しを決める時にやっていることがあります。
それは、これをした時に自分の心(魂)が嬉しいか
又は、不安になったりうしろめたいかなど自分自身に問いかけてみます。
もちろん誠実に判断して嬉しい気持ちになったり、安心できるような物事の判断をしていきますから
自分としては、うしろめたい生き方はしていませんし、これからも誠実な生き方をしていきたいと強く思っています。
この「誠実」さが大事という事から「繁盛するお弁当屋さん」の事を知ったので書かせて頂きます。
このお弁当屋さんの名前や所在はわかりませんが、とても感銘を受けましたのでご紹介させて頂きます。
このお弁当屋さんは、一日5万食まで対応できるとのことでした。たくさんの数に対応できるというのは
そんなに珍しい事ではありませんが、この会社のすごい所は、
当日の朝までなら何百食ものお弁当もキャンセルできるという事です。
例えば、朝から雨が降っていて昼過ぎからはもっと激しい雨になりそうだという時は、
屋外で行われる運動会などは中止になったりします。
そうすると、当然昼食もいらなくなるわけですが、朝のうちならキャンセルしてくれていい
という方針なのだそうです。
キャンセル料もかかりません。一度頼んだものはどんなに天気が悪くてもちゃんと引き取ってほしいという
方針の会社に対しては、運動会の主催者や父兄は防御せざるを得ません。
つまりその会社に頼むのではなく、自分たちでお弁当を持って来ようという方向になります、
ところがそのお弁当屋さんのようにキャンセルしてもいいとなると
「自分達でお弁当を作るよりはそこに頼むといいよね」となり、
業績はどんどん拡大することになりました。
お弁当も決して手を抜いているわけでもなく、味もとても良かったとの事です。
このような仕事をしていれば、お客さんはついてくるし、また注文してくれると考えられます。
一言で言うと「お客様の事を考えた誠実な生き方」という事になります。
もう一つ、私(社長)が好きな映画で「スーパーの女」というのがあります。
スーパー好きの主婦が、売れないスーパーを立て直そうと奮闘するコメディ。
監督は「マルサの女」でも知られている伊丹十三さんです。
スーパー”正直屋”の事務の小林五郎は商品も売れず、店員も覇気がなく、困り果てていた。
ある日、五郎はライバル店へ調査に出向いたところ、偶然幼馴染の井上花子と再会する…。
この花子さんがスーパーの裏側の各部門の様々な偽装といった闇の部分を一つ一つか改善し、
最後は成功に導くのですが、その中で私(社長)が一番大事に思った場面がありました。
それは、そのスーパーで務めているパートさんが、自分の所の店で食料品を買わないのです。
最後はその店で楽しそうに買い物をするパートさんがとても良かったです。
私(社長)も誠実に仕事をこなしてきたと思っています。
なぜなら、従業員、その身内の方、問屋さんの人、その身内の方、堀伊木材の職人さんの家、その身内の方!の家を
今まで造らせて頂けたのです。堀伊木材が誠実でなかったら、造らせて頂くことはなかったと思います。
本当に感謝しております。
これからもお客様一人一人に誠実でありたいと強く思っております。
皆様におかれましてはお身体を大事にお過ごしくださいませ。