皆様にはいつも本当にお世話になりありがとうございます。
この“ありがとう通信”も毎月書かせて頂いておりますが、
お客様から「毎月楽しく読んでるよ」って、嬉しい言葉を頂くことがあります。
本当にありがたいことです。ありがとう通信の中の『社長の話し』は、
人生をより良く生きていくための“生き方”とか“自分の心の考え方”などを書いています。
私は毎月の『社長の話し』を書かせて頂くことで、日頃の自分を見つめ直したり、
まだまだいたらない自分の魂の成長の為に勉強する機会を頂いていると思っています。
これからも楽しく書かせて頂きますので、どうか宜しくお願いします。
さて、今月号では“美化”について書かせて頂きます。
“美化”とは物事を美しく見るという事です。
話しによると、美化できる人は、自分がいる場所を美しく照らせるようになってきます。
それで美化された人も、美化している本人も幸せになれる聞いたことがあります。
まず、『物事を美化』するといえば、
古い電車があれば「古い電車は早く処分して、新しいのに変えればいいのに」ではなくて、
「この電車は長い間多くの人を運んできたんだな。歴史をつんできたんだなぁ」と見るのです。
また、社会に対しても景気が悪いとかなんとか、社会のせいにするのではなく、
こんな世の中だからこそ、何かチャンスがあるはずだと、見たりするのです。
『人を美化する』といえば、人の良い所を見て、そこを育てたりして人を美化して見ているということです。
それに“正しさよりも美しい美化”が大切だと聞きます。
それは、確かに自分が見た物を見たまま「あなたは、こういう所が良くて、こういう所が良くない」と言うのは正しい事なのかもしれません。
だけど、そうやっていつも正しいことを言っている人は、なぜか成功しないみたいです。
周りから嫌われるし、愛されていないのです。
「自分は間違った事は言っていないのになぜ?」って言うけれど
“正しさ”で人の心を傷つけたり、暗い気分にさせているから、愛されないのです。
だけど、周りにいる人たちを美化して見る。
それを言葉に出して言うと、最初は輝いていなかった人も、太陽のように美しく輝いてくるらしいのです。
もう一つ私がずっと心に残っている言葉があります。
本当かどうかは分かりませんが、人間が死んで魂が天に上がった時に、
神様から「あなたは自分の人生を楽しく生きましたか?あなたは人に親切にしましたか?」
って聞かれるらしいのです。
私は質問にハッキリと「ハイ」と答えられる人生にしたいと思っています。
親切って、親を切ると書きます。これは、“親になり切る”という意味らしいのです。
親は子供に対して、見返りを求めません。もし、子供が何か危険にさらされていたら
自分を犠牲にしてでも助けたいと思います。
これが親心で、この親心になり切るのが親切ということらしいのです。
もし、子供が他人に対して親切にしているのを見たら、親は嬉しいですよね。
それに親切にされた人の親は“天”であり神様かもしれません。
子供である“人”が親切にされているのを見たら、親である神様は喜びます。
そこで、親である神様に喜んでもらおうとすると人に親切にすることが大切だと思います。
私自身、最近心が幸せになった出来事がありました。
ある食事場所に行った時の事です。
私が入り口に入ろうとした時に、後ろに60才くらいの女性がいらっしゃいました。
私がそのまま入ってしまうと、ドアが戻って女性に当たってしまうかもしれないと、
ドアを開けて、先に入ってもらいました。
その時女性は、私に「ありがとう」「素敵ね」と言って下さったのです。
ちょっとしたことで、親切ができて喜んで頂ける。
こんな素敵な事を改めて教えて頂いたこの女性に感謝して今月号を終わりにさせて頂きます。
PS.まだまだ暑い日が続きますが、皆様におかれましては、
お身体を大切にお過ごし下さいませ。