ありがとう通信

2016年 社長の話し 第五弾

ありがとう通信 2016年5月1日

いつも皆様にはお世話になりありがとうございます。
また、この“ありがとう通信”も読んで下さり本当にありがとうございます。
さて、今月号では「運」について書かせて頂きます。
私は日々の生活の中で「助けてもらったなぁ~」とか
「運が良かったなぁ~」とか思う事が結構ありまして、
感謝させて頂いております。
また別の例では、出会いに関しても、出会いが良かったも、悪かったも、
ほとんどの方が「運が良かった」「運が悪かった」と言われている事です。
実は、運というものが自分自身でコントロールできたらいいなぁ~って
思う事があります。
何年か前に勉強する機会に恵まれました。
数ある中で印象に残った内容の一つを紹介させて頂きます。

 『運を高めるために必要な3つのこと』
1.「幸運」の中にある「不運」、「不運」の中にある「幸運」を見つける。
2.「幸運」を循環させてることで、「不運」を入れないようにする。
3.「幸運」であっても決しておごらず、「不運」であってもその流れを変える。

以上、この3つが大事になってきます。
例えばバブルの時に銀行から融資をしてもらえなかった会社が多くありました。
その会社はどん底です。
その他の周りの会社は、融資を受け拡大路線をとっているのに、
融資がダメな会社は資金不足で何もできません。非常に不運ですよね!!
ところが、バブル崩壊したあと生き残れたのは、
こうして銀行から融資を断られた人や会社だったんです。
逆に銀行から多額の融資をしてもらえた人や会社の多くは
バブルがはじけて融資金の返済ができなくなり破産してしまいました。
時間がたって後から、幸運だったことが不運に不運だったことが
幸運に変わることはよくあります。

大事なことは、
『この原因は、今の時点の運の中に次の時点の「運の種」が
内在しているということです』
「幸運」も「不運」も突然やってきません。
実は「幸運」な出来事の中に「不運の種」が、
「不運」な出来事の中に「幸運の種」が隠されているのです。
その種が知らず知らずのうちに育っていき、次の「不運」な出来事や
「幸運」な出来事をもたらして、早め早めに「運の種」を見つけていき、
それぞれの「運の種」について事前に、
しっかり手を打つ事ができるという事です。
もう一つ、どうすれば「幸運」は持続するのでしょうか?
『他人のために運を使うと「幸運」は持続する』
逆に幸運は「ため込みすぎ」てもいけないらしいのです。
「幸運をため込む」ことにやっきになってしまい、
その「ため込んだ運」が本人の知らぬ間に
「邪気」に変わってしまったことが原因です。
例えば、高級食品の数々を自分だけでは一気に食べきれないから、
ためられるだけためておこうと棚の奥深くにしまっておいたら、
高級品であっても、腐ってしまえば価値はゼロです。
無理矢理、食べてしまおうとすれば身体を壊してしまうこともあります。
「有益」なものも、ため込んでおくだけでは、
逆に「有害」なものに変わってしまうってことです。
幸運を長く維持するには、人の為に使うことです。
実際マイクロソフトを創設したビルゲイツ氏は、財団を創設し、
社会に対して自分が得た利益を積極的に還元しているゲイツ氏は、
あれだけの大成功を収めたあとも、幸運を失ってはいないのだと思います。
そして、仕事の上でも、私生活の上でも私は私のできることをしていき、
人に喜んでもらえる様、一生懸命精進していきますので、
どうかよろしくお願いします。

P.S暖かくなってきましたが、皆様におかれましては、
どうかお身体を大事にお過ごし下さいませ。