ありがとう通信

2017年 社長の話し 第三弾

ありがとう通信 2017年3月1日

いつも、皆様にはお世話になり感謝しております。

そして、この“ありがとう通信”も毎月お読み下さり本当にありがとうございます。

さて、今月号で書かせて頂くことは、『もう一度自分をふり返る』です。

今年の抱負で“喜ばれる存在になること”を大事にしていこうと抱負をたてました。

このありがとう通信も毎月書かせて頂き約10年くらいはたちます。

『社長の話し』も毎月思う事を書かせて頂くことで、自分自身の勉強にもなると思いますし、

こんな自分をお客様に見て頂く事で、まだまだな自分をただす事につながります。

どんなに良い事を書いたり言ったりしても、それにともなっていかないといけません。

それだけに、この社長の話しを書くことによって、自分をただすことが出来ます。

自分は、お客様に喜ばれる存在になりたいと強く強く思っています。

しかし、会社関係スタッフ一同が一つの気持ちになっていかないことには、

本当の意味で弊社が喜ばれる存在になることはできません。

だからこそ、会社の核である社長の私がまず最初に実践していこうと思っています。

今、目の前の人がどんな事をしたら喜んで頂けるかをしっかりと考えて、

日々精進していきますので、どうかよろしくお願いします。

ここで、私の好きなマザーテレサの話しを書かせて頂きます。

ある大学教授が学生をつれて、マザーテレサの病院に行きました。

そうしたら「人手が足りない」ということで、教授まで介護の手伝いをすることになりました。

担当させられたのは、中・高年の患者が入っている部屋でした。

ある夕方、一日が終わるころに教授は疲れ果てて部屋を出ようとしていました。

日が暮れかけて部屋の中は暗くてほとんどわからず廊下に

一番近いベッドのところだけが外からの光でようやく見える程度。

その時、一番手前の廊下側に近い老人が手招きしているのが、かすかにわかったそうです。

「何か食べたい」ということのようでした。

彼は重湯をスプーンにのせ、老人の口に運びました。

病室はもう完全に暗くなっていました。

それを食べた老人はニコッと笑って「ありがとう」と言ったのだそうです。

その瞬間不思議なことが起こりました。

照明のない部屋に、ボーッと光が広がり部屋の隅々までかすかに見えるようになったそうです。

ニコッと笑ったからなのか、「ありがとう」と言ったからなのか、どちらなのかは、わかりません。

ともかく、感謝の気持ちが相手に通じて同じ思いを共有したときに、

その人たちの空間が、ボーッと光るらしいのです。

たとえば、家でも奥さんにお茶を入れてもらったら「ありがとう」。

子供に新聞を持ってきてもらったら「ありがとう」と言う。

そう言われた奥さんや子供が嬉しいという気持ちになった時に、その場所は光っている。

そんな光を一生のうちに何度ともすことが出来るか?

私は一つでも多くの光をともしていきたいと思っています。

 

PS.風邪がはやっております。

皆様におかれましては、風邪などひかれぬ様にお身体を大事にお過ごし下さいませ。