ありがとう通信

社長の話し 第5弾

ありがとう通信 2014年5月16日

いつも皆様にはお世話になりありがとうございます。

毎月、この“ありがとう通信”を読んで下さり、とても感謝しております。

 

さて、今月号では『人の絆』と題して書かせて頂きます。

「人は絆を求めて生まれてくる」私たちは、毎日たくさんの人たちと関わり合って生きています。

その中で、出会うべくして出会ったと感じる人はいると思うのです。

私もそう感じる人は何人かいて、そのお方の存在が自分の人生にとても影響しています。

お互いに魂の成長を高める事が出来る人を“ソウルメイト”と呼ぶらしいのです。

魂の友“ソウルメイト”に対してだけではなく自分と接する人に対して『愛』をもつことは、

とても素敵だと思います。ただ、自分がこれだけ相手にしたから、その分、

自分にしてほしいと思う愛は少しさみしく感じます。

できれば、見返りを求めない純粋に相手の事を思って与える無償の愛であれば最高だと思います。

これを「大我の愛」だと何かの本で読んだことがあります。

そして、大我に目覚める五つのステップというものが書かれていたので、少し紹介させて頂きます。

 

一つ目のステップが「親兄弟」です。

生まれたばかりの赤ん坊はまだ自分では何もできないから当たり前ですが、

自分の欲求を一番に優先させ抱っこやミルクを求めて泣いたり、甘えたり、わがまま放題です。

わがままが言える時期と場があることは人間の成長には必要です。

そこで人間は家族のお陰で「愛の電池」を充電することができます。

 

二つ目のステップが「友だち」です。

今まで家族に通じたわがままが、友達との関係では貫けないことがわかり、幼いながらに葛藤も覚えます。

喧嘩や仲間割れ、いじめ、そうしたままならない関係の中で子供は自分を見つめるという経験をします。

 

三つ目のステップが「恋愛」です。

相手を好きになった以上、その人に好かれたいという思いが先に立ちます。

恋愛をするようになると、今度は相手に好かれたいという理由で、相手の気持ちを想像するという事が、

友達との関係に比べて格段に増えます。恋愛は感性を磨いていく勉強でもあります。

 

四つ目のステップが「仕事」と「結婚」です。

まず、仕事ですが、仕事における人間関係は相手を選ぶことができません。

嫌いだろうが、苦手だろうが、気が合わなかろうが毎日のように接し、協力し合わなくてはなりません。

仕事上の人間関係から逃れる事は、職を失い収入がなくなり生きていけなくなります。

つまり人間関係を学ぶステップです。

次は「結婚」です。結婚は仕事以上にとても高度な学びです。人間の絆の集大成を作り上げる場です。

結婚とは家という一つの社会に「就職」する事です。恋愛の続きではなく、お互いを理解し合う事。

それと相手を褒めることです。つまり自己重要度を高めてあげる事が重要になってきます。

 

最終段階となるステップ5は「育てる」です。

三つの育てるがあり、親になって子を育てる、部下を持つ、独立して会社や人を育てる等があります。

思い通りにならない相手と葛藤することで、魂はかなり鍛えられます。

 

以上、どれも「自分を見つめる」になります。今まで以上に私も自分を見つめながら魂の勉強をしていきたいと強く感じております。

 

PS. 皆様には風邪などひかれぬ様、どうかお身体を大事にお過ごし下さいませ。